2012年9月13日 更新
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みなさま、暑い日がまだ続きますがいかがお過ごしでしょうか?
7月に4年半の留学生活を終え日本に帰ってきました!
二年間ヘルシンキ(フィンランド)でアルト・ノラス先生、そして二年半ベルン(スイス)でアントニオ・メネセス先生のもとで勉強させて頂きました。
世界的ソリストである二人の先生から受けたレッスンはこれからの僕の音楽人生にとって大きな宝です。
音楽に対する姿勢やふるまいなども目の当たりにし、少しでも近づけたらと思います。
これからは日本に留学するつもりでがんばります!

卒業試験ではチャイコフスキーの「ロココ」を弾きました

恩師アントニオ・メネセス先生と
そして、帰国の翌日は宮田大くんと王子ホールでデュオコンサートでした。
チェロ2本の曲だけのめずらしいコンサートでしたが、すばらしいチェリストである宮田くんと楽しく本番をさせて頂きました!
数日後に宮田くんの誕生日ということで終演後は楽屋でぷち誕生日会に混ぜて頂きました!

宮田大くんとのリハーサル風景
7月は佐世保でアルカスカルテットの第二回定期演奏会もありました。
佐世保では一週間ほど滞在し、リハ漬けの毎日でした。
すばらしいメンバーが学ぶことがたくさんあり、充実した一週間。
プログラムには以前から弾きたかったシューベルトの死と乙女も弾けて、幸せでした!
ピンボケの集合写真・・・
8月7日は東京文化会館小ホールで室内楽のコンサートに出演しました。
メインがシューベルトの鱒、同世代のメンバーでめっちゃ楽しかったです!
五人の内、低弦三人がB型というめずらしい組み合わせ、自由でした!!
8月は今年もサイトウキネンフェスティバルにも参加しました。
11日は詩人の谷川俊太郎さんとのコラボレーションコンサート。
谷川さんが詩を読まれてから、音楽を奏でるというおもしろい企画です。
普段の演奏会では静寂から音楽が生まれるように始めますが、今回は詩が終わってそのまま始めるので、すでにある空気感で曲を始めることは新しい体験でした。
バッハの無伴奏組曲から抜粋でソロも二曲弾かせて頂きました。
サイトウキネンということもありいつもと違う緊張感はありましたが、みなさんに喜んで頂けたと思います。
オーケストラコンサートにも参加させて頂きました!
指揮者はダニエル・ハーディングという世界的に有名な若手ですが、本当に素晴らしかったです。
音楽の躍動感やフレージングなど、刺激受けまくりでした!
充実した夏ももうすぐ終わりです。では、充実した秋にもするぞ!!
ぜひ演奏会に足をお運びください!よろしくお願いします!

卒業前にマッターホルンに小旅行、僕も小さく写ってます
辻本玲
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6月25日
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みなさんいかがお過ごしでしょうか?
ベルンはこのところ暑くて、参っております。
5月末は日本で行われていました東京国際ビオラコンクールの本選で演奏するために一時帰国していました。
本選ではコンチェルトとは別にリサイタルの審査もあり、その中でブラームスのクラリネット・トリオ(ビオラ版)が課題となっており、四人のファイナリストと弾かせて頂きました。
同年代の素晴らしいビオリストと弾かせて頂き楽しかったです!
でも、自分のコンクールは今まで受けてきましたが、ほかの人のコンクールで弾くことは初めてでしたので変な緊張感がありました!
受賞者演奏会でも一位の方と弾かせて頂き充実した一週間でした!
(※この時の演奏の一部がコンクールのホームページご覧頂けます。 http://www.tivc.jp/jpn/m1.html )
完全帰国する前に一度は生のベルリン・フィルを聴かないとと思い、試験の合間をぬって初めてのベルリン小旅行に行ってきました!

シャルロッテンブルグ城! お庭もきれいでした!

ベルリンの壁!
ベルリンフィルの本拠地!
シャルロッテンブルグ城やベルリンの壁を見学、そしてお目当てのベルリンフィル!!
もー本当に素晴らしかったです!
世界最高峰のオケはやっぱりすごかったです。刺激になりました!
そして懐かしい友達と会ったりで楽しい時間でした。
6月30日には最終試験のコンチェルトがあり、チャイコフスキーのロココ変奏曲をベルンのオケと演奏します。
がんばります!
辻本玲

ホールの横の黄色い壁は蜂の巣のようでした。

ベルリンの壁アート。最も印象に残ったアートです。 |
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4月18日
3月21日
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皆様お元気でしょうか?
2月4日には大阪シンフォニーホールで日本センチュリー交響楽団と「ドボコン」を弾かせて頂きました!
マエストロ山下一史さんとの共演も初めてでした。オケには先輩や芸大にいたときにお世話になった先生もいらして、大変心強かったです。主催者様、マエストロ、オケの皆様ありがとうございました。
その後は、宗次ホール、そして白寿ホールでリサイタルをさせて頂きました。宗次ホール・オーナーの宗次さんが理事長でもあるNPO法人 イエローエンジェルから素晴らしいチェロ(1724年 アン
トニオ・ストラディヴァリウス)を昨年末から貸与して頂いています。そのチェロで宗次ホールで弾かせて頂くのは初めてだったのですが、音響の素晴らしいホールで気持ちよく弾かせて頂きました。
白寿ホールでは雨の中たくさんのお客様にいらして頂きました。共演して頂いたピアニストの須関裕子さんの素晴らしい演奏に刺激されながら、大好きなアルペジオーネ・ソナタ、メンデルスゾーンのソナタなどを弾かせて頂きました。
聴きに来て頂いた皆様、本当にありがとうございました!
そして、いよいよトリオBeeが始まります!!
楽しい演奏会になると思いますので、ぜひ聴きにいらしてください!
Beeのリハーサルが始まりました。あれ!どの譜面だっけ?
辻本玲
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2月25日 東京・白寿ホール
朝からあいにくの雨・・・。でも気合は100%で!
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リハーサルも念入りに!ピアノは須関裕子さん、今日もありがとうございます。 |
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本番中、舞台袖の小窓から |
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無事に終演、皆様ありがとうございました! |
2月23日
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さて次は、25日(土)14時からの東京・白寿ホール!
今回のプログラミング<ハイドンとドヴォルザーの小品、シューベルトとメンデルスゾーンのソナタ>はチェロの魅力である美しいメロディと古典の聴き応えが満載、自信を持ってオススメできます。
(ここだけの話、アンコールも盛りだくさんに用意しています)
是非聴きにいらして下さい、お待ちしております!!
ツアー・スタッフ
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2月18日 名古屋宗次ホールにてリサイタル
約1年ぶりのこのホール。リサイタルはやっぱり緊張、トークもあるし・・・。
いろいろ反省点はありますが、でも気持ちをこめた演奏は聴いて頂けたと思います。
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本気モードのリハーサル!おや、髪を切ったね? |
本番直前の舞台袖、集中力を高めているところ(たぶん) |
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終演後、お世話になりっぱなしの宗次オーナーと |
2月4日 大阪のザ・シンフォニーホールにて「ドヴォルザーク:チェロ協奏曲」
指揮は山下一史先生、オーケストラは日本センチュリー交響楽団さん。
関西出身の辻本とは顔見知りの楽団員さんも多数、リハーサル時間もたっぷりとって頂き、気持ちよく演奏できました。
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久しぶりに外山啓介くんと再会! |
本番修了直後、マエストロと舞台袖にて
(ピンボケでごめんなさい!) |
2012年2月17日
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2012年2月
今週末・来週末に迫りました『辻本玲チェロ・リサイタル』(名古屋・宗次ホール/東京・白寿ホール)に向けて、リハーサルを行っております。
じっくりと聴いて頂くリサイタルとなりますので、リハーサルもじっくりと進めております。 ピアノの須関裕子さんとの息もピッタリです!
当日の演奏曲目・曲順も決定しました。
まずは最初にハイドンのディヴェルティメント。これは「バリトン」という今では使われなくなった弦楽器のための作品をチェロ用に編曲したものだそうです。2曲目はドヴォルザークのロンド。
どちらもチェロという楽器の豊かな響きを感じていただける美しいメロディを持った曲です。
そしてメイン・ディッシュは、シューベルトのアルペジオーネ・ソナタとメンデルスゾーンのソナタ。どちらも名曲中の名曲です。
(偶然ですが「バリトン」と「アルペジオーネ」という珍しい古楽器のために作られた作品が並ぶことになりました)
宗次ホールも白寿ホールもチェロの音色をゆっくりと堪能していただけるホールです。そして当日は辻本玲本人が舞台から、楽曲についての思いや簡単な説明を少しだけお話もする予定になっております!
きっと素晴らしい演奏会になると思います。皆様のご来場をお待ちしております!
スタッフより
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2012年1月25日
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新年明けましておめでとうございます!
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
年越しの瞬間はスイスではいろんなところで花火が聞こえ、日本特有のしっとりとした年越しとはひと味違いました。
昨年はデビューリサイタルなど忘れられない一年となりました。
今年も盛りだくさんの一年にしたいと思います。
2月のシンフォニーホールでのドボコン、宗次ホールとHAKUJU HALLでのリサイタル、気合い入れてがんばります。
3月には念願のトリオBEEも始動します。
みなさんぜひ聴きにきてください!
今年もよろしくお願い致します!!
辻本玲
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